今回は高崎市の絶メシリストでも有名な「SR-50」の体験記を紹介します。
このお店の感想ですが、
「良い意味で価格設定がおかしい牛サガリのステーキがマジで旨かった！」
私は最初はそのお店の外見のインパクトから記事になるかな～程度で行ったのですが、そのメニューの豊富さ、実際のステーキの美味しさにビックリしましたね。
後はセットでついてくるサラダ、ドリンク、パン、ライスが食べ放題という部分だったり、牛サガリの100gが200円で追加できたりと、良い意味が価格設定がおかしい所なんかがたまらなく気に入りました。
ということで、今回はSR-50を訪問した感想を紹介します。
高崎市の倉賀野駅近くのハンバーグ屋！絶メシリストNo.53のSR-50を初訪問 バブルを彷彿させる外見にかなり期待！
今日はちょっと立て込んでいることもあり、20時ごろに仕事が終わりました。
そして家に帰って、パソコンでどのお店に行こうか今日も検索を開始です。現在の時刻は20時過ぎ、大体のお店は閉まり始めるという非常に難しい時間帯。
更に今日は残業で疲れていることもあり、精力の付きそうな肉、特にステーキやハンバーグを食べたいと考えておりました。検索すると、いくつかのお店はHITするものの、大体が21時にラストオーダーとなってしまうため、今から行けそうにありません。
そんな中、明らかにおかしい外見のお店が1件発見されました。
ん？このお店、ハウスメーカーと打ち合わせするときに、いつも近くを通っているお店では無いですか。良く調べると、SR-50という高崎市の絶メシリストに載っているお店です。
まさかあの外見のお店がそんな有名店だったなんて…(てっきりへんな楽器屋だと思ってたぜ)
これも何かの縁かと思い、今日はSR-50に行くことに決定です。時間も24時までやっていて、ちょうど良いですしね。
そして家から車に乗って30分程度走ったところで、
「SR-50」に到着です。
う～ん、いつ見てもこの外見、とてもじゃないですが何のお店かわからないですよね。唯一感じられるのが、バブルの頃の設計なんだろうなということだけ。
このお店、見た目からバブリーさが伝わってくるので、めっちゃ印象に残るんですよね。
またこのSR-50、駐車場が分かりづらいのも特徴。
実はこのお店、目の前に細い道があり、その道を入っていくと、
こんな風に開けた場所に駐車場があるんです。
私はSR-50の前を、何度も通っておりましたが、まさかこんな入りづらい場所に駐車場があるなんて夢にも思いませんでした。
実際にこのお店に来たときは、この駐車場が分からず何度も行ったり来たりしてしまったので、初めて行く人は気を付けてくださいね。
と、無事駐車できたところでお店に入りましょう。
SR-50のメニューはパスタ・グラタン・ドリア・シチュー・ソテー・ハンバーグと豊富！中でも1日限定の10食の「熟成肉ステーキ」は価格設定がおかしい？
まずお店に入ると、女性の店員さんがお出迎えをしてくれます。
店員さん「いらっしゃいませ、おひとり様ですか？」
私「はいそうです」
店員さん「こちらへどうぞ～」
と案内されたのがこちら。
おお～絶メシリストの本で見たまんまの光景が。あの大きいスクリーンとか、めっちゃ時代をかんじさせて良いですね。
この時間は誰も他にお客様がいらっしゃらなかったので、真ん中あたりのテーブルに座ろうとしたところ、
店員さん「こっちの方がテレビも見られて良いですよ」
とのお言葉をいただき、こちらの席に着席となりました。
確かにこちらの方が、スクリーンよりも見やすい席となります。このときはこだわりも特に無かったので、このままテレビの前に座ります。
さて、座ったところでメニューを見てみましょう。
まずこちらがメインのメニューとなります。
・ハンバーグブラウンソース 850円
・ハンバーグクリームソース 850円
・ハンバーグトマトソース 900円
・和風おろしハンバーグ 800円
・カレーハンバーグ 800円
これらのハンバーグを注文すると、SR-50で有名なアルミで包まれた風船ハンバーグが食べられるそうです。おすすめはハンバーグブラウンソースで、一番人気があるとのことでした。
更に上記のハンバーグには、以下のメニューが付きます。
・サラダバー
・ドリンクバー
・スープ
・パン食べ放題
・ライス付
ちなみにこれらは、すべて食べ放題という狂ったような価格設定。
もうこれだけでお腹いっぱいになりそうなセットが普通についてくるんですよね。流石、絶メシリストに載るだけのことはあるくらいの個性が光っております。
今回はこの風船ハンバーグを目的に来たのですが…となりに気になる「熟成牛ステーキ200g」という文字を発見です。
ネットで調べると、このステーキは牛サガリを使っているらしく、全く儲けが無いメニューらしい。
更に凄いのが、その価格設定。プラス200円で100g増えるという謎価格。つまり300gで1480円、400gで1680円、500gで1880円というどんなステーキ屋よりも安くなってしまうという謎ステーキ。
こんな謎のメニューがあったら、是非とも食べてみたくなってしまいますね。風船ハンバーグはいつでも食べられるから、こちらを選択するのもありかなぁ。
そして他のメニューを見ると、
こちらは、パスタ、グラタン、ドリア、シチュー、ソテーなどが一通り揃っております。
更にこのメニューがまた、地域密着の洋食屋さんという雰囲気がしてたまらないですね。写真一枚一枚の取り方、その色褪せ方、メニュー表の寄れ具合、すべてが私の胸を打ちます。
高崎にはこういうお店が結構あり、私は非常に好きなところです。
あと個人的にはソテーはなかなかメニューでおいてあるお店が無いので、いつかは食べてみたいところです。
他にはこんな唐揚げのメニューまで存在。
先ほどまで私が洋食屋だと思っていたのに、それを覆すかのように定食屋のメニューが存在。一体お店のコンセプトは？と試行が停止してしまいそうですが、それはそれ、これはこれ。
絶メシリストに載るようなお店って、これくらい色が無いとつまらないですからね。これもまたSR-50の色なんですよ。
と一通り見たところで、以下のメニューを選択です。
■熟成牛ステーキ(200g+100g) 1480円
風船ハンバーグと散々迷ったんですが、店員さんに聞いてみたところ、熟成牛ステーキはまだあるとの回答をいただいたんですよ。最終的に1日限定10食という言葉に負けて、このお肉を選択です。
さあ、どんなステーキが来るのか、楽しみに待ちましょうか。
1日限定10食の熟成牛ステーキが到着！食べ放題のパン・サラダバー・ドリンクバーと一緒にいただく牛さがりの赤身がマジ旨い
まず注文すると、店員さんがセットについて以下のことを教えてくれます。
・サラダはサラダバーがあるので二段目から取ってほしい
・スープは私が持ってくる
・ドリンクも好きなのを持ってきてOK
・パンも好きなものを食べてOK
要約すると、スープ以外は好きなだけ食べて良いということらしい。ということで、食べ放題の品を取りに行きます。
まずこちらが食べ放題の棚。
まず私が取ろうと思っているのが、サラダ。
こちらの中から好きなものをとって、サラダを作ります。とりあえず、全部入れてサラダを作成してテーブルに運びましょうか。
そしてこちらがドリンク。
ドリンクの種類は以下の通りとなります。
・アイスコーヒー(アイス)
・アイスティー
・烏龍茶
・紅茶
・コーヒー(ホット)
・水
飲み放題といっても、炭酸系やジュース系はなく基本はお茶です。流石にこの値段でそこまであったらどうやって採算を取っているのだろうと気にしてしまうレベルなのでこれはこれで良いかなと。
これでコーラとかあったら、最高だったんですけどね。そこまで言ったら贅沢かな。
そしてテーブルに着くと、ちょうど店員さんがスープを持ってきたところでした。
そのスープと私が持ってきた、サラダ、ドリンクを合わせると、こんな感じで前菜が勢ぞろい。
まずサラダですが、こちらはサラダパスタ、もやし、水菜のサラダと3種のサラダを全部1つの皿に集めたもの。ドレッシングはレモン味のものを上からかけておりますが、色はほとんど見ることができません。
味はサラダパスタの淡白さに、レモンドレッシングの酸味が思いのほか効いており、これが相乗効果となり意外と美味しい。更にもやしや水菜の淡白さも、レモンの酸味とあっており全体的にハズレが無いサラダとなります。
そしてスープ。
このスープ、コンソメスープのような見た目。
飲んでみると、具は入っておりませんが、非常にコクのあるコンソメスープでなかなかの味です。ただし私の好みとすると、もうちょっと薄めだと飲みやすくて良かったかと思います。
またスープの量ですが、ちょっと少ないかなと感じます。もうちょっと多いと嬉しいかな。
あとアイスコーヒーですが、こちらも普通の味のアイスコーヒーです。ただし飲み放題という背景もあり、そこまで求めてはいけないかと。
前菜を食べ終わりましたが、ステーキが来るまでまだ時間がありそう。ということで、
パンを物色しに行きます。中でもポテサラブレッドが美味しそうなのでこちらをチョイスです。
横に置いてある味のあるオーブンに入れて、3分程度焼きます。
そして少しあたたまったパンをいただきます。
こちら自家製ということもあり、少々作ってから時間が経っていますがそこそこ柔らかく美味しい。しかも確認したところ、これ1つ100円らしいのでこれが食べ放題とはかなり太っ腹です。
ホント、どこで採算を取っているんでしょう。
と、パンを食べていると、
1日限定10食の「熟成牛ステーキ(200g+100g) 1280円+200円」が到着です。
来た瞬間、「おお！」という驚きとともに「え？」という違う驚きも発生。この旨そうなステーキと共に、場違いな感じのお茶碗(笑)。
これも絶メシリストの醍醐味というところでしょうか。
それではまずステーキを見てみましょう。
このステーキ、焼き方こそ聞かれませんでしたが、ほんのり赤みが残っているミディアムで提供。部位は聞いたところによると、「サガリ」と呼ばれる部位を使用しているとのこと。
そしてその部位を、ウエットエイジングという熟成方法で手間暇かけて旨味を引き出しているのだそう。ご主人、どうやって採算を取っているのでしょうか(汗)。
そしてこのステーキ、300gという量を余すことなく強調。肉の上に肉を積み上げるという豪快さで、そのサイズ感を見た目からでも伝えてきます。
さてさて、その肉の柔らかさはというと、こちらもサクッとナイフで簡単に切れてしまうという柔らかさ。
実際に、肉にナイフを少し力を入れただけで真っ二つです。硬いお肉だとこのように切れないので、この時点で更に期待は高まるばかり。
と、そろそろ私が食べたい欲望に耐え切れないのでいただきましょうか。
それでは一緒に提供されたソースをステーキにかけます。う～ん、非常に良い色です。
散々前置きが長くなりましたが、それではステーキをいただきます。
どうですか？このピンク色の赤み！
この赤みが、私の期待感をガンガン増してくれるのです。
それでは一口目と。
一口食べると、これがまた私の期待以上の味を提供してくれます。
まず感じるのが、肉の滴る濃厚な旨味。普段そこらへんで食べている赤みのステーキとは明らかに違う、赤身の旨味が、噛むたびに口の中に溢れます。
そしてこの旨味ですが、ただの赤みではありません。牛サガリをしっかりと熟成させた旨味だからこそ出せる旨味。一噛み、二噛みと噛むたびに広がる赤みの旨味、ついついその旨さに肉を飲み込むことを躊躇してしまうくらい。
そして1切れ肉を食べると、次の肉、次の肉と、次から次へと手を伸ばしてしまいます。
いや～これは食べる手が止まらないですね。今回この肉を食べられて、本当に良かったと心底感じてしまいましたよ。
そして肉を食べる合間にいただくのが、こちらのインゲンやポテト。
ただこのポテト、どうみてもそこらへんのファミレスで出てくるようなポテトとなります。食べてみると、やはりそこら辺のポテトと同じ味と食感。
う～ん、私としてはステーキの合間に食べるポテトが好きなので、ここはしっかりとしたポテトを入れてもらえるともっと嬉しかったなぁ。ちょっと残念なところでしたね。
そしてさっき話題にしたライスについて。こちらは皿では無くて茶碗のため、ナイフとフォークとの相性は最悪。ナイフとフォークでご飯と取ろうにも、四苦八苦します。まあナイフとフォークの食べ方って、皿の上でするのが前提ですからね…。
更にフォークだけで食べようとしても、また取りづらいという悲しみ。やはりフォークを使ってライスを食べるのでしたら、できれば皿に乗っけて来てほしかったです。
と少々愚痴のようなものが出ましたが、全体とするとかなり高得点。特にこのレベルの牛サガリがこの価格で食べられるなんて、はっきり言って、県内でもこのお店くらいでしょうね。
更に追加を繰り返せば、県内一の価格設定になるというのも面白いです。500gで1880円ですからね。どこにそんな牛サガリのステーキがあるんだと(笑)
となんだかんだで、かなり満足してお勘定を済ませてお店を後にしました。
ご馳走様でした～！
高崎市の絶メシリストのSR-50のまとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は高崎市の絶メシリスト No.53のSR-50を紹介しました。それでは今回のまとめとなります。
- SR-50はバブル時に作られた建物でインパクトは抜群
- 駐車場はちょっと分かりづらいし入りづらいので注意
- 店内はTHE バブルという感じでかなり良い感じ
- メニューは風船ハンバーグを筆頭に洋食ならば何でもある
- セットはサラダ、ドリンク、パン、ライスが食べ放題とちょっと頭がおかしい
- 1日10食限定の熟成牛ステーキが本気で旨かった
- ちなみに熟成牛ステーキの価格設定は頭がおかしい
このSR-50、最初は話題性だけを狙って訪問しましたが、実際に行くとちょっと違いました。まずメニューの1つ1つがなんだかんだでインパクト(食べ放題とか、熟成肉の価格設定とか)があり、本当に美味しかったです。
特に熟成肉ステーキは、サガリを使っていることもあって、赤身の旨味がたまらなかったです。まさか1480円で300gも食べられるなんて、ホント良い意味で頭おかしいですよｗ
ということで、最後に一言
「美味い牛サガリを安く食べたかったらSR-50に行きましょう！」
後悔はさせませんよ！
レストランSR-50の情報
■店名：レストランSR-50(れすとらんえすあーるごじゅう)
■TEL：027-352-4145
■住所：〒370-0852 群馬県高崎市中居町2丁目4−22
■営業時間：[月、水～日]11:00～24:00、【ランチ】11:00～15:00、【ディナー】18:00～24:00(L.O.23:30)
■定休日：火曜日(不定休)
■駐車場：有り(お店前に20台程度)
コメントを残す