
今回は上州太田焼きそばで有名なお店「助平屋饅頭 総本舗」の体験談を紹介いたします。
このお店ですが、一言でいうと、
「焼きそばと焼きまんじゅうに大満足させてもらったお店です」
今回はたまたま寄ったのですが、それが大当たり。
焼きそばは薄いながらも、非常に食べやすいソース。それに加えて極太麺のふわふわ感がたまらなく、ついつい我を忘れて食べてしまいました。
また焼きまんじゅうはふわふわのまんじゅうと甘いタレの組み合わせがかなりGOOD!中でも少々焦げた饅頭と甘いタレを一緒に食べた時の味わいがクセになりそうなレベルでした。
久々にまた時間さえあれば行きたいと思ったお店でしたね。
ということで、今回は助平屋饅頭 総本舗を紹介いたします。
上州太田焼きそばの人気店!太田市のソウルフードの焼きそばと焼きまんじゅうを食べに木崎駅から徒歩10分の助平屋饅頭 総本舗を訪問!
今日は休日。たまたま用事があって、朝9時に前橋市から太田市に出かけます。
この日は朝ご飯を食べる暇がなく、太田市に向かっている最中にちょっとお腹が空き始めました。
「どこかで軽く食べられると良いんだけど…」
そんなことを思っていると、ふと目に留まったのが、

こちらの「助平屋饅頭 総本舗(すけべやまんじゅう そうほんぽ)」です。
このお店、上州太田焼きそばでも有名な焼きそばのお店。前々から行きたかったと思っていたのですが、本日お腹が空いている状況で、たまたま前を通るという奇跡が発生。
「今日の朝ごはんの代わりに焼きそばを食べても良いかな~」なんて思い、本日はここで焼きそばを頂くことに決定です。
ちなみにこのお店、最寄り駅は木崎駅となり徒歩10分程度となります。なので車が無い人でも普通にたどり着けるので、行ってみたい方は電車でも可能というのが嬉しいところ。

あとこちらが外観ですが、鬼平犯科帳にでも出てきそうな昔ながらの風情があるたたずまい。
こんな風情のあるお店で焼きそばを食べられるなんて、人生でもなかなか味わえない経験でしょう。
さあ、それでは入店してみましょう!
メニューはめっちゃ豊富でメインは「焼きそば」と「焼きまんじゅう」!店員さん(おばちゃん)も親切でかなり良い雰囲気のお店
お店に入ると、おばちゃんから声がかかります。
おばちゃん「いらっしゃいませ~」
私「あ、食券を購入する必要がありますか?」
おばちゃん「はい、食券買ってね~」
とのやり取りをして、券売機の前に行きます。

これは困った(笑)。メニューが多すぎて、どれを選んでよいのかが分かりません。しかもここで食べるメニューに加えて、持ち帰り(テイクアウト)のメニューまであるという状況。
う~んと悩んで、おばちゃんに相談すると丁寧に色々と教えてくれました。
1分程度の説明を要約すると、こちらの壁を見れば一発で分かるとのこと。

ふんふん、なるほど。つまりこのお店の焼きそばはこんなイメージということ。
■焼きそば(チーズ 又は 目玉焼き入り)
・並 450円
・大 550円
・オムそば 550円
色々と複雑に書いてありますが、簡単に書くとこんな感じです。基本は並みで、チーズ or 目玉焼きのトッピングがデフォルトです。更にランチ時間帯には、焼きまんじゅうが2͡個 or きなこアイスがつくという太っ腹仕様。
というか、焼きそばでランチって…良い響きですね。流石太田市です。
と色々とメニューを見ていると、ふと焼きまんじゅうも気になります。

券売機を見ると、迷ってしまいますが、焼きまんじゅうの種類はこんな感じ。
■焼きまんじゅう
・焼きまんじゅう 250円
・辛みそダレ焼きまんじゅう 280円
・抹茶焼きまんじゅう 280円
・ごま焼きまんじゅう 280円
・きなこ焼きまんじゅう 280円
・マヨネーズ焼きまんじゅう 280円
焼きまんじゅうでここまで種類があるなんて、かなり衝撃的ですね。特にきなことか、マヨネーズとかは流石に見たことが無いです。
そしてこのお店のラインナップですが、「あんこ入り」が無いのが流石ですね。
県外の方は焼きまんじゅうってあんこ入りを好むみたいですが、やはり私は群馬県民。あんこ入りは邪道だと思っているので、このようにあんこ入りが無いのはその心意気が感じられて嬉しいです。
そして私はちょっと考えたうえで、以下の注文。
■焼きそば(目玉焼き入り) 並 450円
■焼きまんじゅう 250円
焼きそばは最近食べ過ぎるのをやめているので、並みで注文す。まあ、太田市の焼きそばなので、どうせ並みでも大盛レベルの量が来ると思いますが(笑)。
そして焼きまんじゅうは、食べる気が無かったのですが、券売機でついつい押してしまいました。理由は何となく食べたくなったんですよね。
やはり焼きそばのしょっぱさと焼きまんじゅうの甘さは同時に味わってこそ、群馬県民かと思いましたので。
ということで、券売機で買った券をおばちゃんに渡して、席に着きます。
これぞB級グルメを食べるお店!昔ながらのお店の雰囲気に焼きそばと焼きまんじゅうへの期待が高まる
おばちゃんに食券を渡したところで聞きましたが、この助平屋饅頭 総本舗、席は自由に選べるとのことでした。
その言葉を聞いて、私は一番左奥の席へと着席。
待っている間、時間があったのでちょっと店内を探索してみましょうか。まずこちらが券売機から店内を見たところ。

御覧の通り、昔ながらのつくりを意識したつくりとなっております。焼きそばや焼きまんじゅうって、基本的にこういう雰囲気の中で食べるものなので、この雰囲気はかなりGoodです。
そして私の席の隣のテーブルのイメージ。

木の机、木の椅子、木の壁と、本当に木づくし。ここまで徹底して雰囲気を出している心意気に感動ですよね。

ちなみにこちらが天井です。
本当に昔の造りとなっており、これがまた雰囲気を盛り上げてくれます。こんな雰囲気で食べるB級グルメって美味しいんだろうな~。
ちなみにこちらがセルフサービスの水。

こんな風にいろいろな湯のみ茶碗があります。こういう不ぞろいの部分も、やはりB級グルメって感じがしてたまりません。

冷水、お湯、お茶が選べるのでここはお茶を選択です。
やはり焼きそば、焼きまんじゅうって、その味からもお茶が非常に合うんですよ。なのであるときは私はいつもお茶を飲んでいます。…まあラムネを飲むときも多いですが(笑)。
極太麺と薄いソースの食べ応え満点の焼きそば!ふわふわ食感と甘いタレがたまらない焼きまんじゅう!更に持ち帰り(テイクアウト)のお客も多くその人気も納得の味
そんなお茶を飲みながら、待つこと5分程度。
おばちゃん「10番さん出来上がりましたよ~」
との声と共に、焼きそばと焼きまんじゅうが到着。

「焼きそば目玉焼き付(並盛り) 450円」の到着です。
まず見た目は屋台の焼きそばと少々似ており、黒めのソースに包まれる全体感が焼きそばとしての存在感を表現。麺は極太麺で、縮れており、なかなかの食べ応えを感じさせます。
更にこの距離からでも、少々甘辛いようなソースの香りが伝わってきており、どんな味かという想像力を引き立てます。
量はやはりというかなんというか、並にしては結構多め。普通のお店の大盛りくらいはありそうな量ですが、まあこれも上州太田焼きそばの特徴であり、これは冒頭で話した通り、想定内。
そして具材はキャベツ、もやし、豚肉、紅ショウガ、青のりと、とにかく豊富。しかし豊富とはいえ、具材は非常にシンプルのため、焼きそばの味だけで勝負という意気込みが伝わってきます。
また上州太田焼きそばには多い、目玉焼きのトッピングが焼きそばの上に鎮座。この一品があるだけで、もはや通常の焼きそばでは無い感がビンビンに伝わってきます。定番と言いながらも、その存在感に押されるばかりです。
それでは味わってみましょう。

まず箸で極太麺を持ち上げると、感じる程よい重量感。他の焼きそばでは感じられない、重量感にニヤリとしながら、その極太麺を口に運びます。
味は少しだけ辛めのソースとなり、見た目ほど濃くはなく、どちらかというと薄めで結構食べやすい味。ぱっと見すごく甘みや酸味が強そうなソースなのですが、食べるとそこまででは無いという太田焼きそばの不思議。
これならば、ランチで食べても食べやすいかとおも思える味となっております。
麺自体は極太麺で、モチモチ感というより、ふわふわ感と言った方が適切な食感かと。ちなみに極太麺からか、コシはほとんどありません。つるつる食べるというよりも、箸が掴んでもしゃもしゃ食べるというのが正解に近い食べ方となります。
しかしこの食べ方が本当に美味しい。元々太田焼きそばは量が多いので、こうやってもしゃもしゃ食べるのが一番おいしいんですよね。

そしてお次は、一緒に入っているキャベツ、もやし、豚肉。
これらは一般的な焼きそばについてくる具材ですが、またこれらがこの麺とソースに非常に合う。麺をもしゃもしゃ食べていると、たまに入ってくるこれらの具材たち。
その中で感じる、キャベツの甘み、もやしの淡白な味、そして豚肉の肉汁が、アクセントとなり、飽きやすい焼きそばの味にバリエーションを増やし、最後まで美味しく食べさせてくれます。

またこちらの紅ショウガもGood!
具材が盛り上げてくれるとは言え、流石にこのソースでこの極太麺を食べるとどうしても飽きが来ます。そのときに少し紅ショウガを食べることによって、口の中が一新。
先ほどまであった飽きがなんのその、最初の一口目のような感覚で焼きそばを食べ始められます。
いやいや、このソースあってのこの口直し、たまらんです。

お次は上州太田焼きそばの特徴である目玉焼き!
この助平屋でも目玉焼きのメニューがあるくらい、目玉焼きを推しております。

まず黄身を潰して、麺と絡めて食べると…いやはや、これは絶品。黄身のとろとろ感と、濃厚な味が焼きそばとからまり、焼きそば単品では感じられないマイルドさを感じさせてくれます。
太田市の焼きそば屋の多くで、この目玉焼きがトッピングになっている理由が分かります。
お次はついつい頼んでしまった、

「焼きまんじゅう 250円」です。
ぱっと見思ったのが「DEKA!」ってこと。なんか私が知っている焼きまんじゅうよりもちょっと大きい気がします。こんなに大きなものでしたっけ?
そんな思いを持ちながら、久しぶりの焼きまんじゅうをじっくりと観察。
しっかりと竹串にまんじゅうが整列して刺さっており、甘いみそだれがしっかりと塗られております。ああ、小学4年生のときによくこの焼きまんじゅうを食べたことを思い出します。あの頃はこれ一本でお腹いっぱいだったなぁ。
この距離からでも、その甘みの香りがしっかりと香ってくるあたり、しっかりとした焼きまんじゅうである証拠です。

それではいただきましょう。
焼きまんじゅうは色々と食べ方があると思いますが、今回は竹串を持ってそのまま食べてみます。まず先頭のまんじゅうをかじって…

食べると広がる、甘いみそだれの味。このみそだれの味は単独で食べると非常に甘いのですが、焼きまんじゅうと一緒に食べると、まんじゅうの薄味と相まって、ちょうど良い甘さへと変貌。
この組み合わせはどの食べ物でも、表現できるものはないため、食べたことがある人にしかわからない味となるのです。私もこの組み合わせを他の食品ではうまく表現できないくらいの味となります。
またこの見た目から、食感はぱさぱさなイメージがありますが、中身はかなりふわふわ。かじるとあっという間に噛み切れてしまうくらいのふわふわ感は病みつきになる食感です。
更にこのみそだれ、饅頭のちょっと焦げた部分のざらざら感と一緒に食べると旨さは格別。この食感を味わいたいがために、焼きまんじゅうを食べているといっても過言ではありません。
あと食べている間にお客が絶え間なく来て、ほとんどの人が焼きそばと焼きまんじゅうのお持ち帰り(テイクアウト)を注文していきました。私が覚えている限りでも、5組くらい来ていましたね。
そして多い人だと、焼きまんじゅうを20串とか買っていきました。
この味、この量を食べた後では、その人気具合もついつい納得させられちゃいましたね。
そんなことを考えていると、あっという間に完食。
焼きそばと焼きまんじゅう、この2大B級グルメがこんなにも合うなんて。焼きそばと焼きまんじゅうを同時に提供しているお店が多いのも納得です。
ということで食べ終わったらおばちゃんにお礼を言って、お店を後にします。
ご馳走様でした~!
太田市のソウルフード!助平屋饅頭 総本舗のまとめ
いかがでしたでしょうか?
- 今回は太田市のソウルフードでも有名な助平屋饅頭 総本舗の体験談を紹介しました。それでは今回のまとめです。
- 助平屋饅頭 総本舗は100年間変わらない味を提供する太田市でも有名なお店
- 券売機で注文だがメニューが多すぎて混乱する(笑)
- 基本は焼きそばが3種類で焼きまんじゅうは5種類
- 焼きそばは極太麺で薄いソースが絶妙でガンガン食べられちゃう
- 焼きまんじゅうはふわふわで焦げ目と甘タレの組み合わせが絶妙
- 持ち帰り(テイクアウト)の客が多くめっちゃ人気
今回たまたま前を通ったために寄った助平屋饅頭 総本舗でしたが、その味、量には大満足です。
まず焼きそばですが、極太麺と薄いちょっと辛めのソースが織りなす味には大満足。また具材などのバランスも良く、最後まで飽きの来させない工夫もかなり良かった一品でした。
焼きまんじゅうも久々に食べましたが、そのふわふわ感、甘いタレのコラボレーションはかなりのもの。あと2本くらい食べても良かったかと思うくらいのものでしたね。
またお持ち帰り(テイクアウト)の人も多く、その人気ぶりからもその味を裏付けていると思いました。いや~美味しかったです。
ということで、最後に一言
「木崎駅近くで焼きそばと焼きまんじゅうを味わうならば助平屋饅頭 総本舗がおすすめです!」
助平屋饅頭 総本舗の情報
■店名:助平屋饅頭 総本舗(すけべやまんじゅう そうほんぽ)
■TEL:0276-56-0049
■住所:〒370-0321 群馬県太田市新田木崎町526-11
■営業時間:[火~日]9:00~17:00
■定休日:月曜日
■駐車場:有り(お店の敷地内に30台程度)
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