
高崎の支店で営業と打ち合わせをした夜。
ふと腕時計を見ると、19時を過ぎたところ。ここで私の心の中で、天使と悪魔が囁きます。
天使「家に帰って、妻と子供と晩御飯を食べようよ」
悪魔「折角高崎駅にいるんだから、家族を無視して居酒屋でも行って一杯やろうぜ」
確かに家では嫁が子供の世話をしていて大変。そこに私が帰るだけで、嫁は相当楽になるのです。
とは言え毎日深夜まで働いている私。たまには一人でのんびり酒でも飲みたいという気もしないでも無いのです。
と10秒ほど悩んだ挙句、勝ったのは悪魔。そう、高崎駅で一杯やってから帰ろうと決意したのです。悪魔圧勝です。
ということで妻に連絡。
私「ごめん、今日仕事で遅くなる。23時くらい」
嫁「死ね!」
とこんな会話を交わしながら、報告完了です。
しかし問題なのが、高崎駅で何を食べるか。今日の私の気分は蕎麦一色。酒を飲みながら蕎麦を食べたいという気分なのです。
そして高崎で酒と蕎麦が味わえるというと、有名なのが以前訪問した「舞鶴」です。
こちらのお店も美味しかったんですよね~。しかし毎回舞鶴というのも芸がないので、今回は他のお店を訪問したいと思います。
それは、

「蕎麦・酒 たばちょ」です。
このお店、高崎駅近くにある居酒屋で、蕎麦も食べられることで有名なお店なのです。
前々から目を付けていたのですが、駅から少々遠いということもあって、行っていなかったんですよね。
ですが、蕎麦が食べたい今ならばということで、今回訪問してみます。
高崎駅西口から徒歩10分!蕎麦と酒が味わえる居酒屋 たばちょを訪問!深夜営業じゃないことには要注意
ということで、たばちょに向かいます。
私がいたのが高崎駅東口。ちなみにたばちょは高崎駅西口方面で、調べたところによると徒歩5分の距離にあるということ。
なのでまず高崎駅に向かい、西口から出てたばちょに向かいます。
初めて行く場所なので、高崎駅からスマホで場所を確認しながら向かいますが…
これが結構遠い!
夜ということもありますが、たばちょになかなか到着しません。そして10分ほど歩いたところで、やっとたばちょを発見です。

このお店、通りからちょっと入ったところにあるため、見つけるまでちょっと時間かかっちゃいましたね。
なので初めて行く人は、要注意です。
そして入ろうとしたところで、ストップ。
カウンターには常連らしき人が数人いらっしゃいます。
う~ん、常連が多いのかしら。ちょっと入りづらかったですね。
とは言え、折角来たので、勇気をもって入ります。
ちなみに店の前には、こんなお品書きが。

う~ん、どれも美味しそうです。
そんなお品書きを見ながらも、入りづらい店内へ入ります。
入店すると、店員さんが話しかけてきます。
店員さん「いらっしゃいませ~お一人様ですか?」
私「はい、そうです」
店員さん「それではカウンターにどうぞ」
私が訪問した時にはカウンターには、男性1人、あとは男女のカップルがいました。そのため、座ったのが、カウンターの真ん中の席でしたね。
他のお客様は、大学生~新社会人くらいの男性2人と女性の1人のグループがテーブルに座っていました。
ちなみに店内はこんな感じ。

こちらがカウンターです。

こちらがテーブル席。
多分15人くらいは入れる店内だと思います。
ちなみにこのお店、入店してから知ったのですが、閉店時間が21時。てっきり深夜までやっているかと思ったので、ここは気を付けなくてはいけない点ですね。
そして席に着いたところで、メニューを拝見します。
豊富なメニュー!せいろそば、天ぷら、日本酒、鯛の刺身など色んなものが食べられる居酒屋
それでは席に座ったところで、メニューを見てみます。

まずこちらが目当ての蕎麦です。
【つめたい お蕎麦】
・せいろ蕎麦 700円
・やまいもせいろ蕎麦 850円
・ぶたせいろ蕎麦850円
・天ぷらせいろ蕎麦 1500円
【あたたかい お蕎麦】
・かけそば 750円
・たまごとじそば 850円
・あわゆきそば 900円
・にしんそば 1000円
・天ぷらそば 1500円
となります。
店員さんに聞いたところ、一番人気があるのは「やまいもせいろそば」か「ぶたせいろそば」とのこと。
う~ん、どれも美味しそうですよね。これは迷ってしまいます。まあ、蕎麦は〆に食べようと思っておりますので、まだ悩みましょうか。

そしてこちらはとりあえず一品ということで、一品料理が載っております。
お~「出汁巻き卵」がありますね。こういうお店の出汁巻き卵って、たまらなく美味いんですよね。他には「天ぷら」なども美味しそう。
あとはコースメニューもあります。
でも3500円~って結構高い…これは今度来た時で良いかな。でもコースも美味しそうですけどね。
そしてこちらはアルコール。

「日本酒」も色々と揃っているみたいですね。
私はそこまで酒に強く無く、日本酒には疎いので紹介程度になります。美味しいとは思うのですが、飲みすぎて何度酷い目にあったか(笑)。

あとは手書きのメニューもあったりします。
お!有名な「鯖とタクアンポテサラ」がありますね。これは結構有名で、色んなブログで紹介されていますよね。今日は食べたいところです。

あとはアルコールの手書きメニューですね。
お!私の好きな「ハイボール」もありますね。今日はハイボールかな。
ということで、メニューを一通り見てから以下を注文です。
■出汁巻き卵 600円
■ハイボール 500円
やっぱり、最初は出汁巻き卵を食べたいんですよね。そして卵を食べながら、ハイボールをグイっと飲みたいなと。
その後は蕎麦を頼みたいと思っております。
ということで店員さんに注文して、出汁巻き卵が来るのを待ちます。
提供は遅いが、出汁巻き卵とハイボールの組み合わせがたまらん!更に酒と一緒に味わう「ぶたせいろそば」が染みわたる
そして注文して5分。
まず「ハイボール」と「お通し」が到着です。

おお~。
まずハイボールですが、ちょっと高級感が漂うようなコップに入っております。これだけでも通常とは違った感じで良いですね。
そしてこちらがお通し。

このお通しは見た目も味も普通で、特に取り上げることは無かったと思います。
そして注文から、待つこと10分。
う~ん、まだ出汁巻き卵が来ません。
更に待つこと10分。
んーまだ出汁巻き卵が来ないです。
ちょっとカウンターを見てみると、原因判明。

このお店って、大将が1人で料理を作っているのです。
更にその作り方も丁寧で、出汁巻き卵作るにも、注文1つに対して1つずつ丁寧に作っているのです。そりゃあ時間もかかりますよね(笑)。
ということで私の出汁巻き卵が到着したのも、最初に注文してから30分が経過してからでした。まあ丁寧なのは分かりますが、ちょっと遅いかも。
で、その話題の出汁巻き卵がこちらです。

おおきな出汁巻き卵が4つ。そして横には荒くおろした大根おろしがあります。
調味料としては、醤油(右のビン)があります。

こちらが卵を割って中を確認したところ。熱々で、湯気が出ていました。

そして荒くおろした大根おろしをのっけて、醤油をかけていただきます。
ほふっほふっ。
手間暇かけただけあって、これは美味い!
まず箸を入れると、めっちゃ柔らかくて力を入れずにすんなりと切れます。そして口に入れると、熱々、ふわふわなんです。
そして口の中ににじみ出てくる、卵の香りと甘みが本当にたまらないんですよ。あの自然のほのかな甘みが口中に広がります。
更に荒くおろした大根と、醤油の組み合わせが卵の甘みを引き立てるのです。
これだけの味を堪能できるんだったら、30分待ったことは許せちゃいますね。更に一緒にハイボールを飲むと、これがうまいんだw
そして出汁巻き卵を食べている最中に、店員さんに「ぶたせいろそば」を注文です。
多分これも時間がかかるでしょうからね。また30分も待たされたら、たまらないですからね。
そして待つこと10分、やっぱり来ません。
…
……うーん。
………うーーーーーん。
とぶたせいろそばを注文してから、また20分経過。
そして注文から25分ほど経過したところで、ぶたせいろそばが到着しました!

おお~!
この距離から感じる、そばつゆの香り。豚と醤油が織り交じった香りがたまりませんね。蕎麦の量は少々少ない気がしますね。

そしてこちらがそばつゆ(つけ汁?)です。
そばつゆの中には、ネギ、シイタケ、豚肉が入っております。
結構熱くしており、結構離れていてもその香りを感じられます。少し飲んでみると、これが結構濃いんです。
感想としては、出汁がかなり効いているので、かなり濃い感じですね。でも私は好きです。

そしてこちらが蕎麦です。
やっぱり量が少ない感じがしますね。でも居酒屋の蕎麦って、大体こんな量ですからね。

近くで見るとこんな感じで、少々細めの印象です。
実際に味わうと、蕎麦の良い香りが感じられます。また味は、ほんのり甘い感じがしましたね。

こちらが薬味です。
山葵と、ネギの組み合わせとなります。
ということで、蕎麦をそばつゆにつけていただきます。
おお~!これは何とも言えません。
まず蕎麦を食べると、その蕎麦の香りを感じ、次に出汁の効いた濃いそばつゆの味を感じられます。そしてその後に蕎麦の甘みとそばつゆが混じりあって、なんとも言えない旨味を感じられます。
これは美味いですね~。更にここで山葵も一緒に食べると、これがまた美味。山葵の辛さと、蕎麦の甘み、そしてそばつゆの濃い目の味が混ざり合って、これがまたたまりません。
そんな感じで、3分も経たずして完食です。やっぱり量が少なかった感じがしますね。
そして最後は蕎麦湯です。

こんな容器で、蕎麦湯が提供されます。

中身はこんな感じ。

そして残ったそばつゆを蕎麦湯で割って、いただきます。
おお~あれだけ濃かったそばつゆがマイルドになりました。元々が濃かったので、蕎麦湯で割ると、味の変化があって、かなりうまく感じましたね。
最後は蕎麦湯と一緒に提供されたほうじ茶をいただきます。

う~ん、美味しかった。
ということで、最後に2145円支払って帰りました。
ご馳走様でした!
この帰り道でふと疑問が。
「あれ?ぶたせいろって、冷たいそばじゃなかったっけ?」と途中考えてしまいました。今となっては謎ですが、美味しかったので良いですかね(笑)。
高崎駅で蕎麦と酒が味わえるたばちょのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は蕎麦・酒が味わえる高崎駅から徒歩10分の居酒屋のたばちょを紹介しました。それでは今回のまとめです。
- たばちょは高崎駅から徒歩10分
- 蕎麦・酒を味わえる居酒屋
- 大将が1人のため注文から提供まで時間がかかる
- ただし1品1品は美味くどれもおすすめ
- ぶたせいろそばは量は少なかったが味は美味かった
となります。
高崎駅の周辺には蕎麦が食べられる居酒屋はいくつかありますが、このたばちょは別格でしたね。それくらい蕎麦が美味しかったお店だったと思います。
最後に一言、
「高崎駅周辺で蕎麦を食べたいならばたばちょに行け!」
これだけ待った私でも、また行きたいと思いますからね。
たばちょの情報
■店名:蕎麦・酒 たばちょ(そば・さけ たばちょ)
■TEL:027-329-6244
■住所:〒370-0826 群馬県高崎市連雀町65-4 文開堂ビル 1F
■営業時間:[月~水、金~日]11:30~14:00(ラストオーダー 13:30)、18:00~21:00(ラストオーダー 20:30)
■定休日:木曜日
■駐車場:無し(近くに有料駐車場有)
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